複数のプロフェッショナルによる制作工程
たとえば、1ピースの美しいサファイアがあります。それが美しい指輪として完成されるまでには、製作の各工程を通じて6〜8人ものプロフェッショナルが関わって作られます。制作工程ごとにデザイン実現のためのニュアンスについてのコミュニケーションが重要です。0.1㎜単位の違いを伝えたり修正したりする繊細な観察眼も必要です。そしてどの工程にも高価な費用がかかるため、修正ややり直しのリスクも大きいのです。ジュエリー製作は複雑さと繊細さに満ちた仕事です。
簡略化された製作方法
他方で、簡単に作る方法を選んでいる会社も多くあります。デザインの細部にこだわらず、手慣れたメーカーに今のトレンドに合わせた形で作ってもらうという丸投げの手法も可能です。また、クラフトマンシップにこだわって熟練の職人に任せる場合でも、その職人特有の癖が作品に影響することがあるため、完全に任せてしまうことができない状況もあります。
完成にいたるまでの責任
完成の日まで、「ひとりの眼」で神経を研ぎ澄まし、原型の仕上がり、キャストの精度、石留めセッティングの美しさなど、全行程を見つめ続け、必要な時にはリスクを承知で「ノー」と言ってやり直さなければならない責任があります。ジュエリー作りには、白紙の状態からイマジネーションを形にし、現実の製品として「生み出す」ためのねばり強い根気と情熱が必要です。
私たちのCraftsmanship
製品が完成するまでを、目を離さず「ひとりの眼」で真摯に見守り続けること。これがLakeishaが日々行っているCraftsmanshipです。